和幸庵

「和幸道」を伝えることを使命に

和幸庵の庵主、波羅宮(はらぐう)こと黒田順子です。

私は、「和幸道」として体系化した、カタカムナ舞・ウタヒ(謡)メソッドと「カタカムナ順愛プログラム」を、京都市が「彩」に認定した昭和レトロな建物と庭園「和幸庵」を拠点に、和を紡ぎ幸せ溢れる今を生きる日本の叡智を世界に発信してています。京都から始まる光のシェアとして、体感、習慣化を多くの仲間と協賛者で歩んでいます。

和幸庵については和幸庵の由来で詳しく言及しています。

我が師 観世流能楽師 故)井上和幸先生

故井上和幸先生は、観世流(梅若実桜雪家)シテ方のプロの能楽師として京都を宗家より任され活躍されました。晩年には、能楽の芸術性と「健康能楽」の分野を確率するなど、幅広い能楽の啓蒙活動が能楽協会から評価され「功労賞」を受賞されました。、能楽は。ユネスコの世界無形文化遺産に、芸術部門でいち早く認定された、日本が世界に誇る芸術です。

私は50年近く、和幸先生にご指南いただくきました。井上和幸先生は、将来を有望視された俳優修行時代に能に出逢われ、世阿弥が「諸人の心を和らげる」ことを目的とした芸術に完成させたことに感銘を受けられ、ご自身でも舞や謡には、「人の心の闇を光に変えることができる」力が宿ることを実感され能楽師に転身されました。 

それ故、舞台に立つ前には、かならず100回の稽古は最低必ずすると心に決められ、体調不良や重篤な怪我のときもその方針は変わることがなかったのです。ですからその舞台1回1回はまるで異次元の世界に誘われた感があり、観た方の心が昇華したり、身体の状態が劇的に変化したりしました。

私自身も5%の命と言われた瀕死の重傷の交通事故から和幸先生の音霊と言霊の力での生還を体験しました。人はこれを奇跡と呼ぶのかもしれません。和幸先生のご著書「お能健康法」には、多くの体験談や感想が載せられています。

カタカムナ言霊伝道師 吉野信子先生との出逢い

2013年の大晦日和幸先生と吉野先生の講義のビデオを初めて拝見したとき、エネルギーの動きが腑に落ちたと思った瞬間、その当時負傷していた肩を動せるようになったのです。吉野先生の読み解きに感銘を受けたことを昨日のことのように覚えています。

翌年お目にかかり、その翌年には、吉野先生をお招きしてカタカムナ京都セミナーを開く運びとなり、吉野先生の御神事に和幸先生とともに参加させていただき、2018年には、私はカタカムナ講師養成のために創設されたカタカムナ学校の1期生として入学し、3から5期はスタッフともなり吉野先生と和幸先生と私の深い縁が動き始めたのでした。

カタカムナ平和の謡の誕生と至福の千年王国の開門

吉野先生が世界の平和の為には、ユダヤと日本の魂の統合が必須であると日月神示から読み解かれました。「カタカムナイスラエル伝導ツアー」が企画され参加条件は目的達成のためのツールを持参でした。わたしは、吉野先生のカタカムナの概念をまとめて、日本語48音の母音と音霊と言霊が心から心へ響いて伝えられる能形式を選び「カタカムナ平和の詩」を和幸先生に監修いただき作りました。その流れは2020年の宗像ご神事から冬至の日の至福の千年王国の開門へと続き千人以上の参加をいただき数々の感動的な奇蹟と多くの方の協力の力を体験しました。

吉野先生のカタカムナで明らかになった能の役割と和幸道

縄文時代に1万年という長きにわたり平和を実現した「カタカムナ時代」があったことが自称されつつあります。カタカムナ人の叡智と感性は日本人のDNAの中に日本語48音の響きとともに受け継がれてきました。武士道や、神道、雅楽や能楽に代表される伝統芸能の中に和の動き、調べ、ゆらぎ、リズムとして現代人にもふれることができます。特に能楽は神話の世界のような遠い昔の俳優(わざおぎ)としての海彦から隼人舞へ、そして650年ほど前に観阿弥・世阿弥親子によって現代に伝わる「能楽」のかたちに完成され、式学として取り入れられ盛んであった家康の時代はやく300年平和で心豊かな時代でした。

カタカムナ時代の人々は、今の能楽のような言霊・音霊システムで日本語48音を愛と真言(まこと)の思いを込め響かせていたと思われます。 またエネルギーを大調和に拡げていく為に舞を舞っていたと考えられます。昔は、言霊で治められた平和なコミュニティがお互いに調和し合いアジア一帯に拡がっていたのではないかと推測されています。

このような能楽のなかの縄文時代から受け継がれてきた自分と繋がることに特化して体感体得できるようにまとめたのがカタカムナ舞・ウタヒ(謡)メソッドです。カタカムナは謡という切り口から、吉野先生が読み解かれた宇宙の真理を縄文時代のように生きたカタカムナの叡智として学ぶのが順愛プログラムです。どちらも和幸先生が命名し、後押ししてくださいました。
カタカムナの智慧とカタカムナ舞・ウタヒ(謡)の響きにより、繋がる一人一人が輝き,思い通りの人生を歩み、お互いが響き合って命が最も尊ばれ輝く『まほろば時代』を目指す「和幸道」。あなたも『まほろばー』として是非ご参加くださることを心よりお待ちしています。

和幸先生の意志を継ぎ「宇宙まほろば」を今ここに!

今は亡き井上和幸先生の「宇宙まほろば」への思いを受け継ぎ、
和幸道を通して、多くの方の幸せの具現化を願っています。

貴方の中に静寂と調和をもたらす昭和レトロな雰囲気ある和幸庵へぜひ一度お立ち寄りくださいませ。